素敵なVisual Life

My Colorful Life

私の鮮やかな世界

  1. ホーム
  2. 素敵なVisual Life
  3. 現代浮世絵師・中根 幹夫さん・世相を描写する現代浮世絵師

白内障手術で良好な視界を得て、
「一生現役で描く」と心が定まる。

白内障手術を受けて視力と色鮮やかな世界を取り戻した中根さん。繊細な作業が多い浮世絵創作に打ち込む。

―― 名古屋アイクリニックで目の治療をされて、いかがでしたか?

中根さん「2023年の5月下旬に白内障の手術をしたのですが、それからもう本当に見えすぎちゃって困るくらいなんですよ(笑)。
浮世絵は0.1ミリレベルの線を筆で描いていくのですが、年齢とともに目が霞んでいくと、やっぱり線もぼやけてしまうんですね。会社のほうは64歳で引退したのですが、その後もイラストの仕事でずっと目を酷使してきたので見えにくくなっていました。でも、目を使う作業だからこそ、恐怖心もあってなかなか手術に踏み切れなかったんです。
そんな時に広告関係の知人から名古屋アイクリニックを紹介いただいて、まずは話を聞いてみることにしました。」

―― 白内障手術を受けようと決められた理由は?

中根さん「名古屋アイクリニックのパンフレットに、CMの仕事でイラストを描いた企業の会長さんが載っていたんです。それを見て『きっと何かのご縁だろう』と感じて手術を決心しました。
名古屋アイクリニックは院内も綺麗ですし、看護師のみなさんからもプロ意識を感じました。隅々まで気配りがされていて、患者さんのことを考えて相当鍛えてるなと思いましたね。とても気持ちよく受診できましたし、信頼できると感じました。中村院長にも本当にお世話になりました。何かと理由をつけて、また行きたいくらいです(笑)。」

―― 白内障の手術前と後で変わったことはありますか?

中根さん「白内障の手術は保険適用の単焦点レンズでお願いしました。先生に『今より絶対に良くなるから』と言っていただけたので、安心してお任せすることができました。
実際に手術をして視力が戻っただけでなく、色の鮮やかさまでが蘇ったのには心から驚きましたね。空の色があまりに美しく、思わず先生に『空ってあんな色なんですね』とつぶやくと、『生まれたての赤ちゃんの時に見た色です』と説明いただいてまた感心しました。」

―― 今回の手術が、浮世絵創作の新たなモチベーションにつながりましたか?

中根さん「ここまで見えちゃうと、もうやらざるを得ないというか…(笑)。
『これでまた頑張れる! 一生現役で描く』と心が定まりました。本当にありがとうございます!」

常に笑顔で、どんな質問にも飄々と答えてくれた中根さん。そんな中根さんが描く浮世絵作品には、世の事象をシニカルに見つめながらも遊び心や温もりが感じられるものが非常に多かった。
白内障手術によってクリアな視界と鮮やかな色彩を得た中根さん。ユニークな浮世絵がこれからも数多く生み出されて、世の中に笑顔を広げていくことだろう。

今まで手がけてきた多くの作品を見せていただき、独自の描写で語りかける中根さんの世界観に触れることができた。
  1. 1
  2. 2
  3. 3

素敵なVisual Lifeトップに戻る

PAGETOP