健康ブログ

Mystery of Oriental Medicine

東洋医学の神秘

ツボ(経穴)

頭痛に効くツボ

頭痛には緊張型頭痛、片頭痛、大後頭神経痛など様々なタイプがあります。

片頭痛は日常生活に大きな支障をきたす頭痛の一つです。

片頭痛の特徴としては、主に片側に拍動性(ズキズキ波打つ)の痛みがあり、時に吐き気や光・音・臭いへの過敏さを伴い、運動で症状が強くなります。
精神的ストレス・天候・月経などがきっかけとなり、発作性に症状が出ます。
症状のない時に頭維・風池・太陽・頷厭(ガンエン)・懸顱(ケンロ)・懸釐(ケンリ)などのツボ押しをすると良いですが、症状のある時は安静が一番です。
症状の出ている時は、動作・入浴・飲酒・マッサージなどで悪化します。
片頭痛に関わる臓腑としては肝・胆があります。
大衝・曲泉・足臨泣・丘墟・陽陵泉・懸鐘などのツボ押しが効果的です。

片頭痛が慢性化すると、緊張型頭痛と一体になった慢性片頭痛になる場合があります。
また、頭痛薬の使い過ぎによる薬剤使用過多の頭痛につながることもあります(1カ月に10日以上の服薬を3ヵ月以上継続)。

早めに適切な養生と治療をすることが大切です。そして、急な頭痛は自己判断せず、病院を受診することも大切です。
 

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