健康ブログ

Mystery of Oriental Medicine

東洋医学の神秘

ツボ(経穴)

風邪に効くツボ

東洋医学では、外邪が体内に侵襲することで風邪になると考えます。

外邪には風・暑・湿・燥・寒の種類があり、これらの邪が組み合わさって害を及ぼします。

中でも風邪(フウジャと読みます)は「百病の長」とも呼ばれ、他の邪を伴って風邪(カゼ)の原因となります。

風邪は予防が大切です。

外邪を体内に入れないためには、気が充実しており、かつ巡っていることが重要です。

気の充実には太白や太渓、気の巡りには合谷や太衝などのツボ押しが効果的です。

また、風邪が入りやすい部位にある身柱・風門・肺兪・外関などのツボ押しやお灸も有効です。

その他の養生としては、鼻呼吸があります。

鼻は口に比べて、燥邪・寒邪・風邪をブロックすることができます。

しっかり養生していれば風邪を引きにくくなりますが、それでも引いてしまうこともあります。

風邪を引いて汗が出る場合は申脈・後渓・三陰交などのツボ押しが有効です。

汗がなく寒気がする場合は合谷・申脈、のど痛や咳には合谷・列欠、痰や鼻水には合谷・列欠・中脘、発熱には曲池・合谷といったツボが使えます。

但し、風邪を引いた時には身体をしっかり休めることが一番です。
 

健康ブログトップに戻る

PAGETOP