健康ブログ

Mystery of Oriental Medicine

東洋医学の神秘

ツボ(経穴)

ツボは軽く押す

東洋医学的な鍼灸治療では、ツボに鍼や灸をして、痛みを緩和したり内臓の働きの調節をしたりします。
ツボは頭・顔・お腹・背中・手・足など全身に存在します。
ツボには、経穴(正穴)・奇穴・阿是穴があり、WHOでは経穴を全361穴と定めています。
東洋医学には、同病異治・異病同治という言葉があります。
同じ病気でも、患者さんの身体の状態に合わせて、異なるツボを使って異なる治療をすることがあります。
これが同病異治です。
異なる病気でも、患者さんの身体の状態に合わせて、同じツボを使って同じ治療をすることがあります。
これが異病同治です。

つまり、病気や症状に対して治療するのではなく、人に対して治療するということです。
とはいえ、ツボそれぞれに特徴がありますから、セルフケアとしてツボを使った養生を行う時には、その特徴が使えます。ツボを使った養生としては、ツボを撫でたり軽く揉んだりする方法があります。
やり方としては、ツボを指の腹で撫でたり、ツボに指の腹を当てて軽く動かします。
コツはできるだけ軽い力で行うことです。

 

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