素敵なVisual Life
My Colorful Life
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目がいいとモチベーションが維持できます。
―― やはり活動的な方、趣味や仕事に没頭したい方には、裸眼で過ごせる生活は理想的ですね。手術直後は痛みや見えづらさはありましたか？また、その後の生活はいかがでしょうか。
明宏さん「手術中は一瞬暗くなりましたが、直後から良く見えました。光源の周りに見えるハロは気になるほどではありませんでしたし、今はなくなりました。痛みも全くありませんでした。
当日に一気によく見えるようになって、写真でいえば解像度が突然上がった感じです。色も鮮やかになりました。
手術後はいいことづくめで、スポーツするにもとてもいいと思いますが、衝撃を受ける恐れのあるスポーツをされる方は気を付ける必要があると思います。費用についても、今後のコンタクトレンズやメガネのことを考えたら元が取れると思いますよ。
皆さんがなるわけではないと思いますが、術後は両目とも目が二重になって、プチ整形をしたみたいな気分です(笑)」
百合さん「私は強い光を見るとふわっとなってハロは最初見えましたが、今は全く気になりません。術後数日は髪が洗えないので、美容院に行く必要があったのは大変でした。
また保護メガネが牛舎の中で汚れるのでゴーグルをする必要がありましたが、1週間だけのことですので、目のために我慢しました。メガネをかけると目が細く見えてしまうので、写真映えの意味でも、かけずにすむことは女子としてはとても嬉しいです。」
―― 今の仕事や生活を楽しんでいらっしゃることがよくわかりますが、今まで出会ったことで転機になったことや思い出に残っていることはありますか。
明宏さん「趣味との出会いが大きいですね。妻とは音楽を通じて出会いましたし、一生続けたい趣味です。また水泳では自分を追い込むことを学びました。高校は進学校だったのですが、さまざまな地域から色々なタイプ、様々なジャンルに興味を持っている個性的な人が集まっていたので、大いに刺激を受けました。
父親の赴任の関係で、ヨーロッパで小さい頃過ごしたことも、人生に影響しているかもしれません。妹はドイツで生まれましたしね。」
百合さん「小さすぎてあまり覚えていませんね（笑）。
中学受験をして6年間同じ友人たちと密に過ごしたことで、一生の友達ができたと思っています。またアルバイトでは、デイサービスでの介護や心療内科の医療事務として働いたので、学校では知り合えない人生経験豊富な先輩方とお付き合いでき、とてもよい人生勉強になりました。」
―― その時々の素敵な出会いで今があるのですね。最近ハマッていることや、今後やってみたいことなどはありますか。
明宏さん「家を建てたので、今は木を植えたりウッドデッキを作ったり、家具を揃えたり、住みやすくするために色々考えるのが楽しいです。
育休中は家でトレーニングして体を絞りました。何かやりたいことが躊躇せずできるのは、目が良くなったおかげだと思います。トレーニングしながらネトフリを観たりするのは、メガネをかけていたらできないことです。目がいいと何をするにもモチベーションが維持できます。
今は子どもが小さいですが、長男はバイオリンとピアノを習っているので、大きくなったら家族で演奏できたらいいなと思います。音楽でなくても、一緒にできることを家族で楽しみたいですね。そして子供が大きくなったら、自分の時間を大切にして好きなことを楽しみたいです。」
百合さん「今は仕事が楽しく、覚えることもたくさんあるので充実しています。大学で勉強したことが仕事に直結しているのも、嬉しいことです。牛が好きなので牛とふれあっていられること、また農場で色々な方とコミュニケーションを取って仕事を進めていくことにも充実感を覚えます。
今後ももっと勉強して、農家に自分の知識を還元できるような仕事をしていきたいと思います。落ち着いたら楽器も再開したいと思います。」
