目に関するQ&A
Q:白内障の手術中に、患者さんは周りが見えているのでしょうか?
眼を開いた状態で手術を行うと聞くと、多くの患者さんが「手術の様子が見えるのではないか」と思い、恐怖を感じるようです。
しかし、実際には顕微鏡の光がダイレクトに当たっていますので、かなりまぶしいのです。しかも、レンズである水晶体を取ってしまうため、眼の中で手術道具を動かしていてもピントが合わないので患者さんには分かりません。手術を受けた患者さんにアンケートをとったところ、8~9割の人が「水の中に潜っていて、下から水面を見たときに太陽がキラキラ輝いているような状態で、とてもきれいだった」「宇宙旅行に行っていたようだった」と答えていました。
これは、水晶体を超音波で粉砕しているとき、眼内潅流液(かんりゅうえき)を流しながら濁りを吸引しますので、それが水の中にいるようなイメージを与えるのではないかと思います。そして、眼内レンズが入った瞬間にピントが合うので、「レンズが入ったのが分かって感動した」とよくおっしゃいます。
しかし、実際には顕微鏡の光がダイレクトに当たっていますので、かなりまぶしいのです。しかも、レンズである水晶体を取ってしまうため、眼の中で手術道具を動かしていてもピントが合わないので患者さんには分かりません。手術を受けた患者さんにアンケートをとったところ、8~9割の人が「水の中に潜っていて、下から水面を見たときに太陽がキラキラ輝いているような状態で、とてもきれいだった」「宇宙旅行に行っていたようだった」と答えていました。
これは、水晶体を超音波で粉砕しているとき、眼内潅流液(かんりゅうえき)を流しながら濁りを吸引しますので、それが水の中にいるようなイメージを与えるのではないかと思います。そして、眼内レンズが入った瞬間にピントが合うので、「レンズが入ったのが分かって感動した」とよくおっしゃいます。