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目に関するQ&A

円錐角膜はどんな病気で、どうしてなるのでしょうか?

円錐角膜は、主に10~20代のころに角膜に起こる病気です。若い時期に発症しやすいので、「初めて告げられた病気が円錐角膜だった」という患者様は多くいます。
角膜は眼球の一番前にあり、カメラに例えるとレンズに相当します。正常であれば、きれいな球面で、眼の奥にくっきりとした像を映し出す動きをしています。
 眼球は、中に房水という液体が入っていてボールのように膨らんでいます。房水をつくる量と外に流れる量が同じになるよう調整することで、一定の圧力が保たれています。眼を閉じて、まぶたの上から眼球を軽く指で押してみるとわかると思いますが、眼球は硬いですよね(強く押しすぎちゃダメですよ!)これはバレーボールのように内側からある程度の圧力で眼球の壁が押されている証拠です。円錐角膜は、角膜が弱いためにこの圧力に耐えきれず、角膜が外側に向かって飛び出てくる病気なのです。ひどくなると、この角膜が円錐状に突出するため、円錐角膜と呼ばれます。
 では、なぜ角膜は弱ってしまうのでしょうか?
 現在、円錐角膜の研究はいろいろと進んでいますが、はっきりとした原因はまだ解明されていません。分かっていることは、角膜の90%以上がコラーゲン線維でできていて、円錐角膜の患者様の涙や角膜には、コラーゲンを分解する酵素が多く含まれているということです。コラーゲン線維が分解され構造的に弱くなることが、その一因として考えられています。
 

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