目に良いビタミンの代表格がビタミンAです。網膜を健康に保ち、目の粘膜の乾燥を防ぎます。また網膜が光の情報をキャッチして脳に情報を送るロドプシンのもとがビタミンAです。
不足すると暗さに順応する暗順応の機能が低下し、夜盲症になると言われています。レバーやカボチャ、ニンジン、卵黄、ウナギなどに多く含まれています。
　ビタミンB1は脳や神経系統を正常に保ち疲労回復に役立ちます。不足すると昔は脚気になると言われました。現代では脚気になることはありませんが、眼精疲労が起こります。ウナギや豚肉、イワシなどを多く摂りましょう。
また、情報の視神経を通る伝達作業を高めたり、視神経の疲労回復に役立つのがビタミンB１２です。アサリや牡蠣、サンマ、レバーなどがその代表的な食品です。
　ビタミンCは水晶体の老化を防ぐ働きがあります。不足すると白内障が進行しやすくなります。イチゴやアセロラ、ミカン、キウイ、グアバなどを摂取するとよいでしょう。活性酸素から細胞を守る働きがあるのがビタミンEです。ナッツ類やタラコなどに多く含まれます。