目に関するQ&A
Q.草刈機で作業をした翌日から、物が見えにくくなってきました。どうしたらよいですか。
A.目の中に異物が入っているかもしれません。放置すると感染を起こすこともありますので、すぐに眼科を受診してください。
■角膜異物と眼内異物
黒目にゴミなどがついたり、刺さったりしたものを角膜異物、黒目や白目を通り越して眼球の内部にまでゴミが入ってしまったものを眼内異物と言います。
角膜異物は強い痛みがあったり、ごろごろしたり、目が開かないなどの症状を伴うために眼科救急においても、よく見られる疾患の一つです。まずはきれいな水道水で目を洗って下さい。ゴミが取れたと思っても目に傷がついていて、それがきっかけで感染を起こすこともあります。
最も多いのは小さな鉄片です。鉄や銅の粉などは黒目と酸化反応し、いわゆる「さび」をつくるため、黒目がにごり、強い炎症を起こします。様子を見たりせず、できるだけ早く眼科を受診してください。感染さえ起こさなければ、通常は簡単な処置でよくなります。瞳孔の近くで黒目が濁ってしまった場合は、若干の視力低下を招くこともあります。
眼内異物は一般に小さく、痛みもないことがあります。ゴミの入り込んだ傷が閉じてしまい、しばしば見落とされることがあります。しかしながら、眼内異物は強い炎症を起こし、黒目がにごったりして急激な視力低下を引き起こします。また、水晶体が傷ついていれば、外傷性の白内障になることもあります。痛みがなくても、作業中に目に何かが当たったような気がしたり、見え方がおかしいなと思ったら、すぐに眼科を受診してください。感染を起こしてしまうときわめて重篤になるので、緊急手術をしなくてはいけません。
草刈機を使った翌日から見えにくくなったということですので、草刈機の金属片が入り込んだことが考えられます。目の中で強い炎症を起こし、硝子体の混濁や網膜剥離が生じている可能性があります。そうなってしまうと失明する危険性も十分にありますので、すぐに眼科を受診してください。そうならないためにも草刈りや金属の切断、ハンマーでの作業などをするときは、必ず目を保護するためのメガネをして行ってください。
■角膜異物と眼内異物
黒目にゴミなどがついたり、刺さったりしたものを角膜異物、黒目や白目を通り越して眼球の内部にまでゴミが入ってしまったものを眼内異物と言います。
角膜異物は強い痛みがあったり、ごろごろしたり、目が開かないなどの症状を伴うために眼科救急においても、よく見られる疾患の一つです。まずはきれいな水道水で目を洗って下さい。ゴミが取れたと思っても目に傷がついていて、それがきっかけで感染を起こすこともあります。
最も多いのは小さな鉄片です。鉄や銅の粉などは黒目と酸化反応し、いわゆる「さび」をつくるため、黒目がにごり、強い炎症を起こします。様子を見たりせず、できるだけ早く眼科を受診してください。感染さえ起こさなければ、通常は簡単な処置でよくなります。瞳孔の近くで黒目が濁ってしまった場合は、若干の視力低下を招くこともあります。
眼内異物は一般に小さく、痛みもないことがあります。ゴミの入り込んだ傷が閉じてしまい、しばしば見落とされることがあります。しかしながら、眼内異物は強い炎症を起こし、黒目がにごったりして急激な視力低下を引き起こします。また、水晶体が傷ついていれば、外傷性の白内障になることもあります。痛みがなくても、作業中に目に何かが当たったような気がしたり、見え方がおかしいなと思ったら、すぐに眼科を受診してください。感染を起こしてしまうときわめて重篤になるので、緊急手術をしなくてはいけません。
草刈機を使った翌日から見えにくくなったということですので、草刈機の金属片が入り込んだことが考えられます。目の中で強い炎症を起こし、硝子体の混濁や網膜剥離が生じている可能性があります。そうなってしまうと失明する危険性も十分にありますので、すぐに眼科を受診してください。そうならないためにも草刈りや金属の切断、ハンマーでの作業などをするときは、必ず目を保護するためのメガネをして行ってください。